←戻る i-mode | ■ この投稿を削除する ■ | 最後へ↓ ヘルプ? |
投稿1602 | ■ミラーレス一眼に対称型広角レンズ 日浦 2015/11/9(月)02:08 |
ミラーレスカメラに対称型の広角レンズをつけると,フィルムで撮影した時に比べて周辺画質が劣化します.これはセンサそのものせいではなく,センサの直前にある板ガラス状のもの(赤外線カットフィルタや光学ローパスフィルタ)が引き起こす収差のためです.以前,この収差量を評価して,その大きさに愕然としたのですが,その後,レンズの前にごく弱い凸レンズを配置するとこの収差がかなり良好に補正されることに気づきました. 光学設計ソフトで評価するとかなり相性がよく,像面湾曲/非点収差のほか,色収差や歪曲収差も補正方向に働き,かなり良さそうです.そこで簡単な実験もしました.効果ありだと思います.シミュレーション結果や実写の結果を以下に載せています. http://monoblogue.nikomat.org/article/167401705.html レンズの前に別の光学系を付けるのには抵抗があるかもしれませんが,そもそもミラーレス一眼が持っている余計な光学系を補正するものと思えば悪くないと思います.ちょっとオーバーインフのマウントアダプターがあると実用上も差し支えないのではないかと思います.問題は,対称型広角レンズに似合う小さな,度の弱いクローズアップレンズがないことかもしれません. ( ) |
←戻る | Open!NOTES mini 1.1 (C) NetComplex Inc. | 先頭へ↑ ヘルプ? |