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投稿2576 | ■ダゴール れんずまにあ 2020/3/5(木)00:36 |
テナックスの記事を拝読しました。すばらしいですね。テナックス格好いい。 当時のストラットタイプカメラ例えばIca Bebeなど共通するデザインですが、前面がシンプルで美しい。 f6.8のDagorであれば、100mmでf36-45に絞ると4x5までカバーできそうです。 ただし、テナックスはハンドカメラと違ってディスプレースメントができないので、豊富なイメージサークルを活用出来ないところが残念かと。 手元の大判用戦後生産Dagorを試写すると、開放は一般的オルソメター型より多い球面収差からか少しハロが多く、コントラストが低めですが解像力は高く、f11から16に絞ると周辺までクリアな像が得られました。柔らかくて繊細でクリアなすばらしい画像です。 何より近代レンズより大幅に小型軽量なので、携帯に有利です。 Dagorは、厚みがある近代レンズにはない特性として、絞り込みでどんどん包括角度が広がって、f6.8開放で70度程度から、f45では100度近くまで拡張されます。 広角タイプf8-9のDagorではもう少し大きい絞りで100度が得られ、超広角として使うことが可能です。 Dagorは前群と後群それぞれで収差が補正されているため、片方で焦点距離をおよそ倍にして使用出来るといわれます。山岳写真家が、携帯物を減らせたと書かれていました。 ただしその補正程度は、Doppel Protarなどより緩いため、あまり尖鋭ではないという記載も読んだことがあります。 試してみると、一応写りますが、球面収差が多く、絞りきっても十分シャープになりません。今の時代に前玉外しを積極的に使う理由はありませんが、逆手にとってソフトレンズとして使用出来るかもしれません。 ( ) |
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