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投稿2860 | ■Re:2859 被写界深度とボケ 日浦 2024/7/12(金)01:47 |
れんずまにあさま ご覧いただきありがとうございます。しばらく更新サボっていましたが、・・最近、PENTAX 17が出るというニュースで界隈がハーフ判カメラで盛り上がっており、一方、フィルムがめっぽう高くなっておりますので、ちょっと自分もやってみたくなり、久々にフィルムでちょっと遊んでいます。120フィルムがメインなので、その在庫フィルムは使い切ってしまったのですが、買うとなるとすごく高くて躊躇します・・その点、 135は安い頃のものがまだまとまった数あるので、それを消費しよう、というところでもあります。 フジカハーフ、フジカドライブはなかなか良いカメラで、頑丈感もありますが、どちらもちょっとレンズとフィルム面の並行性が怪しい感じがしています。オリンパスペン(初代)も使っていますが、こちらは本当に文句のつけようのないカメラで、露出計なんか入ってなくていい、という自分には、これで最初から完成形のような気がしています。よく言われるようにレンズの性能も素晴らしいです。 被写界深度と、ぼけの大きさの件は、ずっと前にも一度仲間内(メーリングリスト)で議論したりして情報共有していましたが、最近、わかってないなあ・・という方が多く見られるので、一度ちゃんとまとめてみようと思って書きました。撮影経験の深い方は経験でなんとなく知っている、という方も多いのですが、明示的に、また理論的にきちんと説明されているものは、ちょっと見当たりません。いずれにしても、広角は絞りを開いたところであまりおもしろいことは起こらず、画面全体が一部を除いて甘くなるだけ、ということも生じるので、よく昔から言われるように「広角は絞って使うのが基本」ということに立ち返ってほしいなあ、と思ったりしています。 世間では、スマホが普及したため、大きく高価なカメラを使うからには、それとは違う画作りをしたい・・でも望遠は用途が限られるから、28〜35mmあたりのゆるめの広角で、大きくぼかしてスマホとの差を出すしかない・・という流れで、写真としての魅力を高めるための画作りでなく、「カメラを見せる、見せびらかす、ひけらかす」ための画作りに没頭している人が多すぎます。「ライカで撮る◯◯」みたいなので炎上のようになってたのもありました。もちろん、50mmレンズぐらいであれば、絞りによって広角的にも、望遠的にも変化するのですが、そういう使い分けをしている人もあまりいないようです。 最近は「大三元」とか言って、F2.8あたりのズームを使っている人もいますが、いまどきの感度の高いフルサイズカメラで、そんなのいるの?とも、いつも思います。僕はもっぱら、広角域を含むズームは小ささ優先かズームレンズ優先、または寄りが効くとかが優先で、F値のちょっとでも明るいものを求める方の考えがよくわからないです。(もちろん望遠や超望遠は別に持っていますので。) GA645やZiは、一応持っていますが、このころの富士は不安定感もちょっとあるので要注意です。Zi は裏蓋の液晶画面のセグメントが欠けていき、表示されなくなる持病を持っているものが多く、うちには2台ありますがどちらもダメな感じです。なので、これに大枚はたくのはちょっと怖いです。 ( ) |
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