←戻る i-mode | ■ この投稿を削除する ■ | 最後へ↓ ヘルプ? |
投稿982 | ■再びSについて M.OKUDA 2006/9/9(土)13:40 |
先にブロニカSについて投稿いたしましたが、その後続けてSとS2と2台入手する事となりました。2台のSは友人に頼みebayから引いてもらいましたが、この2台、全く違う出品者と言うことですが手元に来てシリアルナンバーをみて番号が2番しか違わないのに驚きました。この2台は恐らくアメリカ中を回って最後に私のところに揃って里帰りをしたのだと思います。この2台のS型のフィルムマガジンですが先の1台はD型に似た120用ですが後に来たS型には120と220の切り替えが付いたものですが後のS2型とは違い、遮光幕が付いています。引き蓋もS型の初期のように凹型の切り込みになっています。 ところがその後に来たS2型にもこれと同じマガジンが付いていました。 現在私の手元にはS型が2台、S2クロームが2台、最後期型のブラックが1台、の5台ありますがシリアルナンバーから見て少しずつ時代が違うようですが中間に位置するS2の1台はS型からS2型に変わるミドル的なモデルのように思えます。その理由のひとつと思われることがこのS2型の張り皮を張替えているときにボディー前側を剥がしたところ、シャッターボタンの真下に小判型のアルミのキャップのようなものが見つかりました。すぐにこれはS型のミラーダウンボタンと同じ位置、形状と分かりましたが、これが何故、機構的に全く新しくなった筈のS2型の金型にあるのか? 私は金型製作に少し携わっていましたのでわかりますがこの穴を開ける為には金型に余計な工作をしなければなりません。そこでそのアルミの板を剥がして見ました。ポッカリと穴が開くかと思いきや穴はなく只の凹みでした。 その後のS2型に同じ穴が有るかは確認していませんが、ここで思えることはブロニカと言えどもこの時代、新規に金型を起こすと言うことは費用的にも時間的にもできなかったのではないか、メインの型を流用し、内部の細かい部分の改造でS2型に入っていったのではないかと想像するのですがこのコーナーには当時の開発に関わっておられた方もいらっしゃるようですのでその辺のお話を伺えれば大変勉強になります。長々と書きまして申し訳ありませんでした。 ( ) |
←戻る | Open!NOTES mini 1.1 (C) NetComplex Inc. | 先頭へ↑ ヘルプ? |